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2009年09月08日

「ホーム」

白い像.jpg

”クオリアという概念に興味を持っている。”


日経ビジネスの巻末コラム「終わらない話」

堀場製作所最高顧問 堀場 雅夫

「価値観革命の衝撃」

「 革命には流血がつきものである。

と閉めたその内容は、

消費者の欲望がこれまでのブランド信仰や価値あるいいもの(高級品志向)から

脱皮し…吟味された最低限度の必需品へ 賢い消費者がこそかっこいい。

つまり、これまでかりたてられてきたやみくもな上昇志向が劣化?

することによって、人事や報酬制度が機能不全に陥るのではないか。

もちろん、これは、物質的に豊かになったことの反動である。」

かいつまんだのでまったく舌足らずだが、

このコラムに登場される歴史に残るような経営者は

ひとの道を説く宗教家のような側面を併せ持つという事か。

そんな、立派な方が、なんと(当たり前だが)

私のグルである茂木健一郎さんの「クオリア」に興味を持っている。

おぉ〜!さすが日経ビジネス〜??

以下コラムより抜粋


”「クオリア」という概念に興味を持っている。

外部の情報をどう受け止め、自分の感覚に落とし込むかは人によって違う。

慣れを克服し好奇心を持ちつづけることは、案外難しいものだ。”

で、堀場さんご自身の会社の製品についての要望も変化しているとか。

”我々の計測装置の世界でも、

「20年間使える」が最大の売り文句だと思っていたら、

顧客から「耐用年数はもっと短くてもいいから3割値下げしてほしい」

といった要望が増えている。


こ、これも「クオリア」か…


さて、この方はどんな方かと『ウィキペディア(Wikipedia)』してみたら、

御歳85歳になられるとか…しかも膨大な著書が…


新書

1995年10月 イヤならやめろ! 社員と会社の新しい関係(日本経済新聞社)

1996年5月 ベンチャー魂 日本経済よ、甦れ(PHP研究所) 共著 篠原総一

1998年4月 ビデオ 堀場雅夫の経営心得帖(東洋経済新報社)

1998年4月 堀場雅夫の経営心得帖(東洋経済新報社)

1999年6月 元気だせ日本人 堀場雅夫と21人のベンチャー(日経大阪PR)編集 日経大阪PR企画出版部

2000年10月 仕事ができる人できない人 (三笠書房)

2001年4月 問題は経営者だ!(日経BP社)

2001年8月 おもしろおかしく(メディアワークス) 共著 中谷彰宏

2001年10月 「好き」にまかせろ! 子どもを幸せにする教育論 (PHP研究所)

2003年6月 人の話なんか聞くな! 少しの勇気でもっと自分を活かせる!(ダイヤモンド社)

2003年8月 今すぐやる人が成功する!(三笠書房)

2003年8月 仕事ができる人できない人(三笠書房)

文庫

1997年7月 出る杭になれ! 「わがまま」を言え、「わがまま」を聞け (祥伝社 ノン・ブック・ビジネス)

1999年1月 仕事ができる人できない人 (三笠書房 知的生き方文庫)

2000年10月 イヤならやめろ! (新潮社 新潮文庫)

2001年2月 出る杭になれ! 「いい人」やめれば仕事ができる (祥伝社 祥伝社黄金文庫)

2001年7月 「仕事ができる人」のビジネス心得帖 (三笠書房 知的生き方文庫)

2003年2月 イヤならやめろ! 社員と会社の新しい関係 (日本経済新聞社 日経ビジネス人文庫)

2005年3月 その他大勢から抜け出す仕事術 仕事を変える「8つの時間」(三笠書房 知的生き方文庫)

2005年7月 堀場雅夫の社長学 (ワック Wac bunko)


「いい人」やめれば仕事ができる…


う〜ん、確かに間違いなく時代は変化しているようだ。

さ、さて、先日、むやみに何でも高い、

しかもその高級感そのものが微妙なホテルの28階、

高所恐怖症にはまったく落ち着かないそのカフェで

私にはグルである茂木さんにお会いした。

茂木さんと会うといつも緊張するが、なぜか後味は柔らかい。

なぜか?

どうもうまい表現が見当たらないのだが、

相手にアウェイな感じを与えないオーラが

私がリスペクとする茂木さんの魅力のひとつだといえばいうまでだ。

茂木さんはこんな私にも「ホーム」な余韻を残してくれるのだ。

ほら樹齢三百年の大木に抱きついたような安心感というか…


”おもしろいことやろうよ、茂一さん。”


劣化した?もともとだろう。はい。

ダイナミックさも斬新さも薄れた私と私の会社のスタッフの提案する企画に

やんわりとノンが波動で伝わってくる。

会うたびにメッキが剥がれる?=ひとは去っていく

積み上げた石が、転がり落ちてくる。

そしてまた積み上げる。そしてまた落ちてくる。

延々とつづく カルマのような日々。

どこにもエクソダスすることの出来ないこれが私の人生…

とはいえ、人の欲望は薄れることのない欲望だと思う。

与えられれば、それが当たり前になり、もっと、もっと、

そんな赤裸々な欲望を時代は新たな包装紙に包みこんでしまう。

一瞬、欲望が、消えたような錯覚に陥る。

しかしそれは置き換えただけでそのエネルギーはどこへ消えていない。

消えたように見えた欲望は、

時間とともに巨大なモンスターとなって私たちの前にきっと現れてくる。


その時、そこに、「ホーム」は存在するのだろうか?


ホームでは、白線の内側まで下がってお待ちください。


くじら.jpg




投稿者 moichi : 2009年09月08日 08:24

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