2009年07月08日
ひょっとこしたら

1Q84 は日本の病根めぐるカルテ
「空気」からの自立ささやく
こんな見出して今夜の夕刊に1Q84の書評が掲載されていた。
おもいっきり端折って紹介すると、
この小説は日本の病根をめぐる寓話です。
相手の名はシステムです。
というのも
著者はエルサレムでのスピーチで、
…自分はあくまでも壁(システム)に対して
非力に砕けるしかない卵(個人)の側につく、と覚悟を表明しました。
1984のオーウェルが1949年に発表されたシステム批判の古典 の時代では、
敵の正体は見えやすかった。
今は知らぬうちに脳内に浸潤し、敵味方の判別を不能化させ、
人の思考の根底から支配しつづける。
その形なき支配者に、著者は「空気さなぎ」という形象を与えました。
空気は空気が読めないというときの「空気」でしょう。
社会の空気で戦争し、空白を空白で埋める作業の戦後…
人は「空気さなぎ」から逃げきれない。
壊しても壊せない。壊したら自分も壊れる。
…空気に属しながら、同時に「空気」から自立せよ、
でないと、また自滅してしまうよ、というささやきでしょう。
要は、自分の頭で考えること。
…この痛切な社会批判を根源的な人間論や存在論と交叉させ、
複雑な物語の手続きを敷き、美しいイメージを造形した。
みわ・たろう 三輪 太郎 作家、文芸評論家
7.8毎日新聞夕刊より

ひょっとしたら、
この感じが脳内に住み込むとかなり怖い。が、
「こ」が一字多かっただけで…ひょっとこ。
明日という字は、明るい日と書くのね。歌は世につれ…ではないが、
1Q84 を読み終えて、”この小説は日本の病根をめぐるカルテだ。”
とは呟かなかったが、
時代をこれほど真っ正面からみるには知力体力がよほど優れてないと
無理だろうな書けないだろうなとはしっかりはっきりくっきり思った。
毎日素振り百回とか腕立て伏せ二百回とか生卵十個とか…
やっぱり私には無理だろうなとは思った。
しかも身体と言語はどうも怪しい関係…
だから、脱「ひとり勝ち」文明論 清水 浩著
を読んで、ひょっとこ いい気持ちになっている。
なんたって車輪八個だし、

で、macのキーボードで「 i ] が打てなくなり、
ジーニアスのアドバイスで、Macをアーカイブインストールしたら
アプリケーションが消えた。で、七転八倒の末、
通算三日も費やした私の愛用映像編集ソフトFinalCutがようやく今夕復帰した。
あしたからは気兼ねなく大貫妙子さんと阿部海太郎くんの編集にかかれる。
もちろん、楽しいclub dic #05用のコメディクラブキングの仕込みもね。
しかも dictionary129号 「忌野清志朗は思想家だったのか?」
この特集をどうものにするか?
そうそう、清水ミチコさんの選んだ 忌野清志朗 早川岳晴 作詞
「はたらく人々」の歌詞が面白い。
大分の女は…オーイタ
これは見逃せない。
7/29(水)CLUB DICTIONARY#5"パンツ、ドラック&ロックンロール"
投稿者 moichi : 2009年07月08日 22:03
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