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2008年11月30日

サロン音楽

spilal.jpg


 …パリの街角に、佇んでいるような、

かと思えば、

王侯貴族のサロンに紛れ込んだような、

まさに、夢のような世界に遊ばせてもらった。

本当に素敵な夜でした。

阿部海太郎の追っかけを自認して一年以上になるが、

たった一年あまりで、ここまで人気者になるとは
真に偉才な音楽家が現れたものだ…

一体これからどんな音楽家になっていくのだろうか…
それを想像すると末恐ろしくもなるが
経済優先過多な日本の音楽シーンに希望を与える
八面六臂の活躍に期待したい。

で、サロン音楽とはまさにこのことで、

東京で生まれる音楽も音楽ファンも共に成熟してきたことが

素直にうれしい夜だった。

演奏前のDJ:山崎真央 (AKICHI RECORDS)の選曲の豊かさも含めこんな

高級な音楽を…時代が要求しているにせよ、

ノスタルジックで未来的な音楽を

肌触りのある環境(EATSandMEETS Cay)で

楽しむことができるとは、

なんとも幸福ではないか。

で、パリの街角と言ったのは、

パリの街のもつ文化が豊かだからで

あえて特別なことを言わなくても

街に豊かな音楽が溢れていることを伝えたかったのだ。

パリ留学したと聞く阿部海太郎が
そうしたパリの匂いを身に纏って帰って来た
ことも想像に難くない…

つまり、なにげにタップダンスのリズムが鳴っている街なんだと思うから…

で、そういえば、かれの言語感覚は天然のぼけがあって

とても微笑ましいのだ。もちろんそれも才能のひとつだが…

海太郎曰く

今夜のライブは、

THEATRE MUSICA LABEL START第2弾
阿部海太郎『SOUNDTRACK FOR D-BROS』
リリースを記念し、
全国6都市で発売記念コンサートを行います。
の一環で、色々地方を回って来たあげく…

あげく?

これ、悪相(私的見解)の麻生首相なら、

よってたかって叩かれるだろうが、

海太郎なら微笑みが生まれる。

しかも、このツアーは、それぞれの場所に合わせて

編成も変えて来たのですが、

今夜のように、かさばる編成…

かさばる?

つまり私の理想的な編成なんです…(観客笑う)

なんといっても圧倒的に美しいメロディーを生み出す

阿部海太郎の存在だが、この言語の使い方の

ピンぼけのおかしさが…

品格といってもいい。かもしれない。

要するに、「らしさ」の内側にあえて踏みとどまる節度のことです。(内田樹著/疲れすぎて眠れぬ夜のために)

間の悪さを生み出す謙虚さが魅力的な個性として、
きっと花開くことになるのだろう。

だから、型破りな音楽家
という表現は、

これまでの破壊的な音楽を奏でる音楽家に使われることが
多かったが、
阿部海太郎のように、
エレガントな品格のある音楽を奏でる存在にこそ
似つかわしいとわては思うのだ。

で、会場には大好きなKATHYのいつもエレガントなoさんや
いつも私を励ましてくれる超まじめでセンス抜群の音楽家安田くんもいて、

今日という時代を感じさせてくれる

阿部海太郎の存在のリアリティーに

私はなんども微笑み頷く夜であった。


theatremusic

投稿者 moichi : 2008年11月30日 09:53

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