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2008年06月08日

nine Poison  第二回 ダンス 

marrakech22.jpg


Raphael Sebbag

ラファエロは生まれながらのコメディアンだ。

人間の真剣な姿ほどおかしいものはない。から…

うん?

もしかしたら出身地と関係があるのかもしれない。

彼はモロッコ生まれのユダヤ系フランス人だそうだ。

兵役時代はその繊細さゆえに精神を病み、

自殺未遂を経験していると聞いた。

ラファエロの独特のエキゾチックな泣きのルーツは

そこなのか…。

納得。

そういえば、最近亡くなったイブさんローランは、

モロッコのマジョレル庭園をこよなく愛したそうだが、

彼も、フランスの国土だった、北アフリカの

アルジェリア出身だったそうだ。

彼も同じく、兵役時代に鬱病になったとか…

美しい世界を描くこと、人殺しのプロになること、

普通分裂するのが正常だ。

そういえば、恋をするなら異邦人がいい。

と、昔、誰かが呟いたが、

ラファエロのように、時折、

コントロール出来なくなってしまう気資は、

ヤバいところへ突っ込んでいく=コメディの本質

に十分適合するが

異邦人だったラファエロの育ちを思えば、

自分の身を守る為に

いつしかコメディアン気質になったのかもしれない。

さて、今回の相手役だが、少し前のdictionaryでも

表紙のモデルをお願いしたこともあれば、

現代美術azにも登場して頂いたこともあるから

おや?と思われた方もいるかもしれない。

kazura00.jpg

かずら 作

そういえば彼女も子供の頃から、

異邦人的な環境で生活してきたそうだ。

望んでそうなったわけではないにせよ、

理不尽な生い立ちから生まれる複雑な精神は、

ときに、素晴らしい才能を開花させる。

今後のふたりの活躍にますます期待したい。

ともあれ、くどく、第二回 ダンス

すみやかに、ご覧あれ。


nine poison

投稿者 moichi : 2008年06月08日 11:27

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