2008年06月 アーカイブ
2008年06月29日
なぜ気づかないんだ?
ここに描かれている世界こそ、
今日の、我々ではないか?
なぜ気づかないんだ?
Marvin Gaye
"What's Going On
/ What's Happening Brother"
あれから三十七年後…、
この国は、
日本は、
アメリカの失敗を追従し
そのまま受け入れている。
貧しいものは生きる資格がない?
貧しいのは個人の怠慢だけか?
格差社会なんて言葉は知らなかった。
そんなに楽しいのか?
豊かに見えるだけの奴隷ぐらしが?
なぜ気づかないんだ?
泣いてるんじゃないんだ。
" What's Going On ? What's Happening Brother? "
なぜ気づかないんだ?
なぜ気づかないんだ?
泣いているのかもしれない。
ANOMALIEパブリック再公開
私がいまみるべき最高のブログだと推薦する
ANOMALIEが再開されました。
Just Do it ! ブックマーク!
以下もある。
Mercy, Mercy Me
Marvin Gaye - Mercy, Mercy Me
2008年06月22日
again and again

自分の生存に他者を切実に必要としない生物だったら、
他人が拍手しょうが拒絶しようが、
きょとんとしているだけだろう。
人から褒められたい、喝采されたい、
という承認欲求が強すぎて、
むき出しになっている人はつらいものであるが、
それもミルクをくれと泣く新生児と同じことかと思うと、
なんだか切なくなってくる。
社会的哺乳類であること/茂木健一郎著
(やわらか脳より抜粋)
つい勢いで書いてしまうこのブログだが、
今回も、
図らずも誹謗中傷の範疇に侵入していることがあるようだ。
最近も、そんな指摘を頂いて、
反省猿 again and again のごとしである。
(あれしごとに似てる)
で、図らずとはいえ、そんな中傷を予期せず書いてしまう
裏には、
どこか、その相手のことを(知っていてもあまり知らなくても)
自分のことをよく思っていないのではないか?という
被害者意識がどこかに潜んでいるのかもしれない。
一目会った瞬間に、好き、嫌い、のバイブレーションを
発信したり感じてしまうのは生命力の低下なのか
はたまた生命保存の本能なのか…
言語の違う大人に、または子供であっても、
本能的に子供は不安や恐れを感じると
どこかで読んだ記憶がある。
とにもかくにも、
面と向かって話すことの勇気を衰えさせてはいけない。
こうして自分を励まさなければならない自分とは
なんととほほ恥ずかしい生き物だろうか…
とはいえ、これを書き出した理由は、
仕事仲間?の忠告であった、”ありがたい。”
つまり、
”あんなこと書いちゃ駄目だよ!
相手はあなたをリスペクトしているんだから”
なんてことを伝えられた瞬間
天にも昇る心地になってそのまま自虐したのであるから
どうしても自分らしく生きることの出来ない
この情けなさを
こうしてなんどもなんども懺悔するのである。
「しかし開き直ったら人生は生きる価値なし」
桑原家の教えより(嘘)
さて、APMLの前向き情報で知ったのだが、
そのやられた作品から繋がっていった先に
こんなメジャーな?作品があった。
弱さを売り物にする儚さやロマンチック・フィーリングと
同時に、
そこにはゲロを吐きたくなるような醜さが同居しているから
一見美しい哀愁の表現に飲み込まれてしまうのではなく
せめて爪楊枝ででも負けたらあかんと抵抗を試み挑みたいものだと…
切に反抗抵抗自虐した。
それにしても、映像表現?
がここまで吐き出されてくるとは思ってもみなかったが、
混沌だが無限の選択肢が次への可能性を秘めている事実に
かすかな希望を感じた。
冒頭で紹介した、茂木健一郎さん著の「やわらか脳」
の後半で、おや?とアハしたのが、
「奇妙であることの自由」という定義だった。
イギリスは近代科学の発祥の地である。奇妙な人が、その奇妙さを集団の中で萎縮させることなく、ますますそれぞれの奇妙さの世界の中に傾斜していける、というのが科学的創造性を育んだ一つの条件だったのではないか。(やわらか脳より)
コメディを愛する茂木さんならではのやったぜ指摘に
今私は幸福に満たされている。
「自由」の美旗を失って久しい昨今、私的にだが、
「奇妙であることの自由」
ここに私の「自由」の向かう先が見えたのだ。
「○○○○○〜」
それにしても「やわらか脳」とは見事なタイトルだと思う。
ほんの少し前なら、”年寄りは頭が固い。”
が社会通念だったが、
若くて頭の固いひとがこんなに溢れてしまった時代に
一番必要とされている才能こそ、
この「やわらか脳」だす。
茂木さんの沸騰する言葉にしばらく冷凍された精神が
再び立ち上がってくるくるくる?パー!again and again

2008年06月17日
nine Poison 第三回 お金

新番組 Nine Poison くどく
第三回 「お金」
「くどく」とは、
ひとが楽しく生きる為の九つの毒のことであり、
それに耐える孤独のことでもある。
「くどく」とは、相手をオルグする、つまり、
甘い言葉や、恐い言葉で、説き伏せる、
ごねる、ぼやく、泣き落とす、言い籠める、
その他、あれやこれやのあらゆる方法で
自分の思い通りにしたい相手をコマすことの総称でもある。
さて、そんな手練手管の、遣り口、手口、仁術、
の四十八手を、とくと、ご覧頂くという危ういドラマのことであります。
出演
大堀こういち Raphael Sebbag
企画演出撮影編集選曲
桑原茂一
音楽
Raphael Sebbag
El Fantasma De La Libertad
podcastで見る。
2008年06月08日
nine Poison 第二回 ダンス

Raphael Sebbag
ラファエロは生まれながらのコメディアンだ。
人間の真剣な姿ほどおかしいものはない。から…
うん?
もしかしたら出身地と関係があるのかもしれない。
彼はモロッコ生まれのユダヤ系フランス人だそうだ。
兵役時代はその繊細さゆえに精神を病み、
自殺未遂を経験していると聞いた。
ラファエロの独特のエキゾチックな泣きのルーツは
そこなのか…。
納得。
そういえば、最近亡くなったイブさんローランは、
モロッコのマジョレル庭園をこよなく愛したそうだが、
彼も、フランスの国土だった、北アフリカの
アルジェリア出身だったそうだ。
彼も同じく、兵役時代に鬱病になったとか…
美しい世界を描くこと、人殺しのプロになること、
普通分裂するのが正常だ。
そういえば、恋をするなら異邦人がいい。
と、昔、誰かが呟いたが、
ラファエロのように、時折、
コントロール出来なくなってしまう気資は、
ヤバいところへ突っ込んでいく=コメディの本質
に十分適合するが
異邦人だったラファエロの育ちを思えば、
自分の身を守る為に
いつしかコメディアン気質になったのかもしれない。
さて、今回の相手役だが、少し前のdictionaryでも
表紙のモデルをお願いしたこともあれば、
現代美術azにも登場して頂いたこともあるから
おや?と思われた方もいるかもしれない。

かずら 作
そういえば彼女も子供の頃から、
異邦人的な環境で生活してきたそうだ。
望んでそうなったわけではないにせよ、
理不尽な生い立ちから生まれる複雑な精神は、
ときに、素晴らしい才能を開花させる。
今後のふたりの活躍にますます期待したい。
ともあれ、くどく、第二回 ダンス
すみやかに、ご覧あれ。
2008年06月03日
溜まったお宝

CLUB KING 限定 ショップ出現!@原宿LAPNET SHIP
CLUB KING dictionary
20TH ANNIVERSARY CELEBRATION
CLUB KING LIMITED STORE
(BUT UNLIMITED GOOD STUFF)
クラブキング発行のdictionary
創刊20周年を記念して、
原宿LAPNET SHIPにて、期間限定のクラブキングショップが
出現します!20年間、溜まりに溜まったお宝、大放出!
会期限定!復刻・デッドストック・サンプルTシャツ、
超貴重!Tシャツ版下、桑原茂一の古物新物などなどなど!
ここでしか見れない・買えない・触れない商品を取り揃え、
みなさまのご来場、お待ちしております!
【会期】6/17(火)〜7/6(日)
【時間】11:00〜20:00(最終日18:00まで)
【場所】LAPNET SHIP
東京都渋谷区神宮前1-9-11-1F/tel 03-5411-3330
2008年06月01日
二日間が消えた。

あの時の二日間が、そうだったのか…
突然、妻が好きになった男が目の前に現れた。
愕然としながらも、やがてそうなる予感は
ずいぶん前から感じていたはずだ。
と同時に、あの二日間の出来事だったに違いない。
と確信していた。
それにしても、それが、今だとは…
しかも、なぜ、こんな男と、
とはいえ、どんなタイプの男が現れたにせよ、
妻に好きな男が出来るような男(夫)は、
どんな夫(男)も、きっとそう思うのだ。
こいつなら分かるよな。好きになっても、
そんな馬鹿な、
いや、いるかもしれない。私は違った…
こんなことを瞬時に思い巡らす冷静な思考と、
嫉妬や怒りや絶望が入り交じりぐちゃぐちゃになった
思いが、
洗濯機のなかで暴れ回る靴下のようで情けない。
泣いていたのかもしれない。
で、私は妻にそのこと問いただしている。
あの時の二日間だったのか?
うなずく、妻。
妻は今まで見たこともないチャイナ・ドレスのホックを
留めようとしている。
肩にホックの付いたチャイナ・ドレス?
そんな形のチャイナ・ドレスって、あったっけ?

夢はそこで終わっている。
が、
二日間が…消えた。
夢の中であんなにはっきりと分かっていたはずの
二日間が消えた。
夢から覚めた後では、それがまったく分からない。
あの、二日間。
それはいったいどこにいったのだ。
もうひとつ、
みたこともない、チャイナ・ドレス。
夢と現実、つい切り離して考えがちだが、
どちらも私の人生からは切り離せない。
困ったものだ。
で、気になって、夢に見たチャイナ・ドレスを
なにげに検索していたら、
こんなものが出て来た。
私の海馬からはとうの昔に抹殺されていたはずのものが、
こうして、また戻って来てしまった。
それにしてもあの頃は、
本当にくだらないことを真剣にやっていたんだなぁ〜。
今もか(^^:
で、あの頃は、すべてが新鮮で、怖いもの知らずで、
守るものも、かっこつけることも、なんにもなく、
みんな楽しくやっていたのだ。モクモクとしながら…
あっ、この声は、
亡くなった!
あの声優さんの声だ、
あのあとアニメーション映画の世界で
大変人気を博されたとか…
とても気のつく優しい女性だった。
何とも短い命だった。
彼女が私の名前に一字加えてくれた。
そのお陰で
私はこうして元気でいられるのかもしれない。
合掌。
声は、
私の知ってるあの頃のままだった。
声は、変わらないから、
あの頃のままの顔が浮かぶ。
消えたように思っていても、
記憶は決して消えないのかもしれない。
すべては蝶になった私の見た夢か…
きっと、彼岸には美しい蝶が舞っているのだから…
そんな思いがとめどもなく溢れてくる。
「人生は廻る輪のように」
エリザベス・キューブラー・ロス/[著] 上野圭一/訳
また読んでみたくなった。何度も泣いたのだ。
涙も快感か…
二日酔いは消えない。
