2008年04月12日
自己を放擲(ほうてき)した。

まるでアジトのようですね、と云われたこともある。
その昔、寺○修○が住んでいたという。
朽ちた一軒家
そのアジトの一番上にある仕事部屋へ向かう階段を昇る間にも百合の甘い匂いが体に纏わりついてくる。
ほぼ一昨日、新しいディクショナリーが納品された。
うれしさと寝耳に水が吹き出し湧きだす
ぐら〜んぐわーんと揺らぎどよめく冷たい空気の中に
そのたっぷり盛られた豪快な百合は
剥げてめくれ上がったメキシコ製のまあるいテーブルに
どかっと置かれていた。
夢の中に現れるような贅沢なユリが金沢から届いたのだ。
そういえば、匂いに人一倍敏感だった。昔から
…匂いから湧き上がる記憶にときおり溺れることがある。
金沢にある。偶然出会った花屋さんの凛としたご主人が
ディクショナリーの二十周年を祝ってくださったのだ。
三拝九拝 胸が一杯
で、あの黄金週間にあの21世紀美術館で
dictionary20執念記念と区別Tシャツの展覧会をする
予定が決まった。
美術館の新緑緑の芝生でそのイベントは
五月一日から組み立てが始まり、
多分、三日には完成?始まる。
作り始めるところかもうら始まっているが…六日までつづく
しかも秋には、この縁の仲人でもある
茂木健一郎さんとのトークショーも待っている。
さらに、あの「ホープフル・モンスターを探して」の、
金沢での第二回パワーアップ快哉開催も乞うご期待だ。
こうしてセレンディピティーに始まった金沢との縁が
これからいよいよますます花開く満開を願って願って…
ところで注意すべきは、
花とは植物の性器である、という事実だ。(澁澤龍彦)

夏目漱石の「それから」(1909年)には
「代助は、百合の花を眺めながら、部屋を掩(おお)ふ強い香の中に、残りなく自己を放擲(ほうてき)した。」
(14章7節)とある。
四 放擲とは、何も囚われないこと(houteki)
六 放擲とは、放棄を行為すること
八 放擲は、肯定して離れる、遠離
ほうてき[はう―] 0 【放▼擲・▼抛▼擲】
(名)
スル
ほうってしまうこと。うちすてること。
・ 地位も名誉も―して隠棲する
ユリ(百合)は、ユリ目ユリ科のうち主としてユリ属(学名:Lilium)の多年草の総称である。属名のLiliumの語源はケルト語の白い花(Li Lium)といわれるが、ラテン語もしくはそれ以前の古い言語に由来するとも言われている。
オリエンタル・ハイブリッド
ヤマユリ
ヤマユリやカノコユリ、タモトユリなど森林のユリを交配して作られた品種群で日陰を好む。アジアティック・ハイブリッドほど丈夫ではないが、香りのある優雅で華麗な花が魅力である。「カサブランカ」が有名であるが、カサブランカを生み出す交配で主要な役割を果たしたトカラ列島口之島原産のタモトユリは、皮肉なことに自然状態ではほぼ絶滅してしまっている。
幕末にシーボルトが日本のユリの球根を持ち帰り、復活祭に用いられるイースター・リリーとして大流行すると、球根は近代日本の絹に次ぐ二番目の主要輸出品として外貨を獲得した。そしていわば逆輸入されるかたちで明治末に鑑賞花として流行した。
花言葉
ユリ全般:威厳・純潔・無垢
テッポウユリ:あなたは正直・純潔・甘美
オニユリ:愉快・華麗・陽気・富と誇り・賢者
投稿者 moichi : 2008年04月12日 11:37
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