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2008年04月09日

ある夜の出来事

one night.jpg

気がついたら、消防車に囲まれていた。

その通りは十台近くの消防車で埋め尽くされていた。

身動きができない。

予期せぬ出来事はこうして起こる。

ほんの数十分前には、

私の右となりにSUGIZO

私の左となりにsingo2

stop rokkasho ストップ『ロッカショ』トーク

身動きでない。

SUGIZOは愛を語り、singo2は道徳を語った。

私は、

”ピンポーン!閉館10分前です。お急ぎご退場ください。”

を語った。

大きなテーマを抽象的に語ることに

今までなら疑問を持つこともなかった。

私もそれで気持ちがよかったからだ。

しかし実はそれが思考停止状態に

ほぼ接近しているという認識がなかったのだ。

例えば、音楽家は社会問題を語るときも

その語り口は

まさにその音楽家が生み出す音楽と同じ風合いを醸し出す。

つまり音楽家という立ち位置から

一歩も踏み出してはいない。当然といえばそれまでだが…

もちろん、政治家はどんなときも

私に清き一票を

個人への政党への支持を促す政治家でしかない。

常に目的が先にあるから、結局それを演じてしまう。

目的が語ることとは別のところにあるのだ。

曖昧な記憶だが、ノーベル賞受賞の科学者曰く、

この国の民主主義はいまだに未成熟ではないか、

それは真にものごとを論理的に語ることを

放棄しているからだ。と。

たるくても、ださくても、うざくても、

私たちは語る為の作法から学ばなければならないようだ。

と痛切に痛烈に猛省自虐した夜だった。

投稿者 moichi : 2008年04月09日 07:15

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