2008年03月19日
Fashion=流行

コム・デ・ギャルソン(Comme des Garçons 、仏:少年のように)は日本のファッションデザイナー・川久保玲が1969年に設立したプレタポルテ(高級既製服)ブランド。
コムデの広報活動がこのところ過激だ。
昨日も番号入りの立派な封筒に入ったフライヤーが
なんと同時に10枚近く送られて来た。

この度肝を抜かれる前代未聞の演出に
Fashionを生業にすることへの凄みを感じた。

私も1977年から1997にかけてcollection musicを担当させていただいた立場からほんの少し分かるのだが、
Comme des Garçonsには、ソロはいらないのだ。
送られた作品は大変すばらしい。魅了された。
作家の選出にComme des Garçonsの世界がくっきりと現れている。
しかし、そんなものに看板を預けたりはしない。
作家をComme des Garçonsに仕立て上げてこそ
Comme des Garçonsなのである。
優れた分業がリンクし混ぜ合わされて初めて
Comme des Garçonsになるのである。

ここが世界に類を見ない
Comme des Garçonsなのである。
今更でもないが、現代美術をFashion=流行に取り込んでしまう手法こそ
Fashionそのものでもあるが、
これも先頭を走っているポジショニングでなければ相当陳腐に陥ってしまう。
そのぎりぎりのところを保持するための日々の鍛錬に
まねの出来ない私は、ひたすら頭を垂れるのみなのである。
過激さを失って、もの作りにシガミツクのでは
もうそれは
Fashion=流行 とは呼べない。
燃えかすは墓地へ蒔け。
グサ!あっ、イテテテ…

投稿者 moichi : 2008年03月19日 08:15
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