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2008年01月14日

ゆれる

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「ゆれる」

西川美和 脚本 監督 

すばらしい映画だった。
日本映画の素晴らしさを見過ごしていた。
恥ずかしい限りだ。

まず、映像がきれいだった。

構図に無駄がなかった。

カット割にも不自然さを感じなかった。

編集とカメラと照明がとても優れていたのだろう。

もちろん、脚本も演出も。息を呑む出来映えだった。

欲を言えば、エンディングにスパッと始まる歌だけは、
もうちょっと、待って欲しかった。

この映画の余韻をもう少し楽しませて欲しかった。な。

で、テレビがつくる、漫画を原作につくる、

ともにマーケティングに媚を売る

が、そんな映画ばかりではない

世界へ視点を向けた
世界基準の映画
そんな志のある日本映画をいつのまにか見落としていた。

これまでの日本映画への先入観もいけなかった。
自分で確かめなきゃね。
音楽ならレコード屋を廻るのにね。

結局、一番の原因は、このところ、といっても、ここ数年、

ゆっくり映画を見る気持ちもなかったんだな。

それまでは映画館に行ってたもんな…

こうして、いつのまにか頭が固くなり、
時代を忘れていくのだろうか。

首が回らないと頭も回らなくなる
悪循環なんだな血の巡りを良くするには
愚痴を止めてもっとフットワークを軽く…
まずは動け動け!

そてにしてもこの映画はキャスティングも優れていて、
俳優はみんなよかった…

なかでも

田口トモロウの演技は今まで見た中で最高だっただな。

オダギリジョーの涙もよかった。やるときゃやるんだ。

本気にさせる現場なんだろう…

で、改めて感じることは

良い映画には独特の雰囲気が流れている。

これはすごいかも?
きっと良い映画になりそうだと
俳優たちが、感じて、分かって、芝居している
というか…お互いのバイブレーションが
お互いを高め合う刺激的で魅惑的な緊張感
良いものが生まれるときは
きっとみんなも分かるだろうからね。
ま、批評するのは簡単で勝手だが、
ひとがつくるものだから
それが正直に画面に現れるのだろう…
ほんと、久しぶりに、日本の良い映画を見た。

うちのめされた。

押忍!

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投稿者 moichi : 2008年01月14日 16:53