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2008年01月13日

BORATはali-Gだった。

borat-wallpapers-07.jpg

Borat


うわさのボラット「BORAT」とを
ようやくレンタルDVDで見た。

超右翼の集結するロデオ大会の開会式で
この映画の主人公のBORATが
アメリカ国家の節回しで自国カザフスタンのデタラメ国家を
さも朗々と歌うシーンに痺れた。

まるでこれはどっきりカメラか?と思わせる
超絶手法で、まったく見事な仕上がりに舌を巻いた。

だって本気でセットなら莫大な予算がかかるでしょう。

しかし、まさかね…

だから、これが日本映画には絶対出来ないところなんだ。

つまり誰が見ても、これはヤバイ!という瞬間を

切り取らなければ真のコメディは生まれない。

わかってるんだけどね…

とにもかくにも、この映画のすごいところは、

一見、へりくだって、安っぽくみせて、

どうしようもないB級ドタバタコメディに見せながら、

油断した相手の隙をところかまわず繰り替えし繰り返し
ぐいぐい差し込んで痛いところをグリグリつっついて
ヤバイところへドカドカ突っ込んでいく

この視点と手法が

そこだ。そこだ。と分かっていても

やっぱり臭面白いコメディを生み出すことになるのだ。

それにしても、糞くやしい出来映えだ。

で、この骨太の精神は柔な脳みそからは生まれない。

強靭なインテリジェンスがなければ

破壊的なコメディー制作者にはなれない所以が

この作品が証明している。命がけとも言うかも…

首占めてますよ…

さて、人類史上かつてない馬鹿殿

ブッシュ大統領をお飾りにしてしまった

あのまったく迷惑な巨人アメリカを笑うために、

覆すことさえ諦めた常識を破壊する為に、

蟻のような小国カザフスタンに糞扮して、隠れ蓑にして、

それにしても、その国はどこだ?

頭の超切れるBORATは
大バカの振りしたカザフスタンのテレビレポーターに扮して異文化のズレをエキスキューズをワ・タ・シ・シリマセン、
お大臣様どうか教えてください を
最新兵器の武器にして
日常を、常識を、信じることを、絶対を、
そのすべを見事に破壊し尽くす。

それはまるでアメリカの戦争のやり方を猿真似し追従し

そのまま笑いでコメディで映画という手法で
完璧になぞっているようだ。

しかも、イマッっぽい。そうこれが大事。

それが笑いのすべてを決める。
笑いのセンスと言っても良い、

これがなければなければその笑いは死んでいるとか…

なおかつ、ここまでやらなければ、もうYOUTUBEにも

勝てないという激しさ。日本人くん?ぼくどうする?

borat.jpg


さて、その昔、ピーターセラーズ扮するインド人が

アメリカの上流社会のパーティーに忍び込み

この作品とおなじく、異文化のズレを

ドタバタコメディとして描き

シャレたコメディ作品に仕立てたが、

きっといま見るとソフト過ぎて手ぬるいだろうな。

多分。でも音楽がエレガントな

ヘンリー・マンシーニだからな〜

で、笑いにも普遍はあるが、

今を感じる視覚触覚が優れていないと

寒い結果に終わってしまうという恐怖な事実がある。

繰り返してない?首締めてない?

つまり制作者に破壊力が求められている。

しかも映画はひとりではつくれないから…。

まさに文化の質が問われている。

うん?これ誰に説明してるの?

製作に関与するすべてのスタッフに

その技量とセンスを求められている。

もちろん、打てば響く観客が不毛では詮無いが。

そのどちらもここは怪しいが…。でも、

もう泣かないことに決めたのだ。

日本を受け入れるというか…ね。

なんのことやら…

とにもかくにも音楽にセンスがないと

どんなドタバタも耐えられないよね。
これだけは譲れない。

このBoratも真夜中のカーボーイ(Midnight Cowboy)

の主題歌などを巧みに使ってなかなか泣かせていたもんね。

ところどころ私の持ってる民族音楽が
聞こえてきて、ふふふ、と親近感を感じたしね。

そう選曲はさりげなくボディーブローに効いてくるのよ。


ali_borat.jpg


やっぱりそうか、「Borat」は「Ali-G」だったのか。

ヒップホップ文化をスマートに苔にして笑いをとっていていて

偶然の拾い物だったあの映画「ALIーG」

あのコメディの主役がやっぱりBoratだった。

結局、このレベルの俳優がいなければ

どんなコメディもつくれない。

同じ顔した俳優の出る日本とは全く別のレベルという意味。

で、今年の抱負はコメディをつくること。

うん?毎年思ってない?るが…

だから個人ムービーでも個人ラジオでもいい。

出来ることから始めてみようとかいうから…。

そうそう、休み明けに、

あの大好きな俳優、大堀こういちと

会食の予定が決まっているではないか。なんちゃんて。

そういえば、高崎くん、どうしてるかなぁ〜

投稿者 moichi : 2008年01月13日 15:03