2007年10月21日
今を忘れる

La puta y la ballena
邦題 娼婦と鯨
スタイルのある映画を見た。
アルゼンチンの映画を意識したことがなかったが
映画への憧れがこの作品には残っていた。

1930年代という時代への憧れがそう感じさせるのかも知れない。

ストーリーは現代と過去を裏を表でループしながら進んでいくのだが、
どう考えても現代へ戻りたくない。
ひとつはタンゴの響き
そして華麗な足さばきにため息が漏れる
バンドネオンの音色に眠っていた真っ黒な欲望が喚起される
映画の魂はそして彼岸へ向かう
ひとは恋愛中毒のまま死にたいのだ
だから映画の中へ中へ
もう戻りたくないのだ。
今を忘れる
意外といい。
それにしても静かな海の中かから突然鯨が浮き上がってくるあの雄大な興奮は
もしかしたら
女性のクライマックスに似ているのだろうか…
果てしない欲望というが…
女の性の前では、男は、至って、至極、甚だ、全く、誠に、こてんこてんに無力だ

で、頗る監督がいい。

ルイス・プエンソ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルイス・プエンソ(Luis Puenzo,1946年2月19日 - )はアルゼンチン・ブエノスアイレス出身の映画監督・脚本家。
1985年の「オフィシャル・ストーリー」でアカデミー外国語映画賞を受賞。
[編集]主な監督作品
オフィシャル・ストーリー La Historia oficial (1985)
私が愛したグリンゴ Old Gringo (1989)
プレイグ La Peste (1992)
カテゴリ: アルゼンチンの映画監督 | 1946年生
投稿者 kuwaharamoichi : 2007年10月21日 17:27
