2007年10月14日
反転とエンデの警鐘
反転・闇社会の守護神と呼ばれて
田中森一著

エンデの警鐘
坂本龍一+河邑厚徳 編著

この週末に併読した二冊。
まず、「反転・闇社会の守護神と呼ばれて」は、
もと手腕検事、正義の味方?が、
反転、極悪人専門?弁護士になり…遂には…
で、こうした自伝的な話しはリアルだから思わずずぶずぶハマっていくのだが、
そのとんでもない話しが本当に事実かどうかよりも
アップダウンの激しい物語ほど、ひとは、私は魅了されてしまう。
ところが
こんな狂った社会では例え無自覚であっても刺激はどんどんエスカレートしているから…つまり本を売る為にはその現実の一枚上を目指す必要があることを送り手の編集者でなくても誰もが自覚している訳だから…こうした暴露本的な激しい物語も狂った社会のブラックホールにいつしか吸い取られてしまっているのではないか。
命がけで告白する作者の社会への警鐘が、思いがけず、とてもサイレント(沈黙)な読後感に感じてしまうのは私だけかも知れないが…
もう崩壊寸前?そんな気にさせる日本のやるせない現状、といっても、
所詮ムードで話している私の発言だからまるで無責任だが
この激しい物語から生まれるはずの新たな倫理感が
都会の交差点を我先に横断しようとする荒れ果てた群衆に踏み潰されていくイメージが浮かんでしまうのだ。次々と実名で語る大物政治家や大物ヤクザの裏の真実をどれほど刺激的に描いても、倫理と正義の欠片もないファシズム国家日本をだるま状態で受け入れてしまっているていたらくな日本市民&労働者である私は、ひたすら沈黙し、暗くうなだれる他はない。つまりすっげぇ〜面白かったが元気は萎む。〜んだよな。
翻って、反転、
エンデの警鐘
まだ、間に合う、今からでも出来ることがある。もうやるしかない。ともかくやろう…
つまり三面記事にもテレビにも、我々を奴隷化する巨大メディアには
まったく無視されてる一般市民にこそ
これからの明るい未来は約束されているのではないか?
反転
もう激しい物語はいらないのかな…
必要なのは、過去の価値観や社会システムに拘束されない
「環境知性の時代」(いい言葉)へ向かう明るい躍動感…
コワイから目をつぶってやり過ごしてる?
まさか!わたしが?
つづく
もう少し考えてみる。
投稿者 kuwaharamoichi : 2007年10月14日 20:31
