2005年09月 アーカイブ
2005年09月28日
テクノラティ
テクノラティは、ブログ界で何が起きているかを確認することができるリアルタイム検索エンジンです
ふむ。ブログを楽しんでいるひとたちの思考をまとめ分析するとなにが見えてくるのでしょうか?
2005年09月24日
吾妻橋ダンスクロッシング
”男子はだまってなさい!”
もう世の中すっかりそうだとは思っていたが…
コンテンポラリー?ダンスの世界でもやっぱりそうだった!
ライジングサンでみたあのすげぇ!レゲェダンサーズ
(http://homepage.mac.com/moichi1291/iMovieTheater11.html)
(みたい方はurlを送って頂ければパスワードを教えます。)
もそうだったけど、ほんと女子の爆発には恐れ入谷の鬼子母神だ。
その浅草界隈?向島に向かう高速6号線の駒形で降りたまさに目の前が通称うんこビルだ。
この便利さは企業の実力か?癒着か?
そうか、あの「うんこ」は、泡をデザインしたのか(浅草/アサヒビール本社屋上のシンボル「フラムドール」のこと)
であのドライで爆発したアサヒビールフラッグビル?の4階にある
AsahiArtSquareが今夜のその会場なのだ。
来る途中左手に流れる隅田川?に下町の風情と小旅行気分を味う。

セーヌ川を運行する観光船を真似たのだろうがヨーロピアンより提灯船の方が風情あるだろうに…

なんてどうでもいいことをつぶやきながら一人の切ない時間を満喫する。
車じゃなかったら、そのAsahiビヤホールで黒生でも傾けていただろうに…
それにしてもこの生暖かい湿った空気って…おなかがゴロゴロいってるしなぁー

うんこをデザインしたから期待したフィリップ・スタルクデザインの便器はカビが生えてなんだか刑務所風だった。
もちろん刑務所の便器は知らないが
つくった後のことを考えないデザインってバブルの頃はずいぶん流行ったな。
さて、つかみが小劇場界で話題の「男子はだまってなさいよ!」映画ゴットファーザーの流麗なメロディーに乗って
中学生でも今は履かないだろう白いブリーフ姿の男子4人女子二人が登場!

このいきなり演出に引いた観客6割、笑って期待した観客4割(私こっち)で期待は裏切られたがイベント全体のムード作りとしては大成功だった。オーガナイザーの桜井圭介の読みは当たった。映画ゴットファーザーのメロディーは、まさに男社会を象徴する記号だが、その大げささが「男子はだまってなさいよ!」の情けない感じを時代の記号する彼らをコメディにみせてくれた。座長?細川くんはそこがうまいな。相方の早乙女さんのイラストが時代の記号としていま大爆発中だが、この二人の存在はそのままアート作品だと思う。

で、私の収穫はKATHYだった。演者と観客の目線をフラットにするその姿勢が好感度純だ。

しかもステージに上がりたい度百で観客の踊る姿をこんなにうらやましく思ったことはない。他聞。
●アートシーンでブレイク中の謎の覆面3人娘[KATHY]
現代美術方面でブレイク中の「覆面」三人娘(じつはコンポラ・ダンス界ではそれなりに知られたダンサー)。ギャラリーやアート・ショップ、ファッション・ショーなどを中心に活動中。赤青黄のカラフルなワンピースにブロンドのボブヘアのウィッグ、でも顔からはパンストの足がたれてる女の子3人が、ひたすらクルクルと回転し続けるというような光景は相当にくだらなくかつ美しい! 公式プロフィールによると、「KATHYという強大な力に動かされ3人は、次々に指令を受け任務を遂行しなければならない。すべてがKATHYの監視下にある」と。遠隔操作されるダンス・ロボット、あるいは電波系少女というキャラ設定か。20002年に結成。GEISAI-2に出展し、スカウト(NADiff,Tokyo-FM,美術手帖)賞。2003年 GEISAI-3に出展し、蜷川美花賞・スカウト(NADiff, 美術手帖)賞。『魔術的芸術』展(小山登美夫ギャラリー・プロジェクトルーム)に参加。2004年、ニューヨークの現代美術展「アーモリー・ショー」に出品、パフォーマンスも披露。(文責=桜井圭介)
でイベント内容だが、
出演する8組はいずれも「旬」のダンサー、グループとしてブレイク直前ないしブレイク中の面々。日本のコンテンポラリーダンスの「最先端」がコンパクトに詰まった大変お得なイベントです。
(文責=桜井圭介)
今なら間に合う!
PS.女優のようなKOWAKAWAII康本雅子や駄々っ子ボクデスもライジングサンでも楽しかったが今回も水を得た魚だった。
投稿者 moichi : 10:05 | コメント (1) | トラックバック
2005年09月23日
タルバガンは食肉用のリス…
出がけに、不思議な少年に出会った。自転車を片手で運転しながらもう一方の手で口に何かを当てている。おやっと思ってよくみると、それはハーモニカだった。へぇーいまどき珍しいなと認識した瞬間ハーモニカの音が聞こえて来た。たった五秒間ほどの映画のワンシーンを感じ私の車は新宿に向かう。しまった。連休前の夕方だ。地獄の渋滞。じっとりと粘りつく湿気と熱のあるときのあのいやーな体温に襲われる。しかも私の車にクーラーはない。じわじわと腐らせていく排気ガスが煙草を吸わない私の肺を真っ黒にする。えっー!もう閉館?5時半まで?なんで、ここ東京でしょう?展覧会って遊んでるひとしかみれないの?そこがまずおかしいじゃない?しかも、ローリー・アンダーソンでしょう。仕事を無理矢理終わらせて渋滞をくぐり抜けてようやく到着したのに、もっと働け美術館!!権威を売り物にするな!!と叫んでもみても権威の制服はもぬけの殻だ。

早すぎると思ったが招待者受付でチケット頂き、フラブラする。どうしてそんなに悲しそうなの?って尋問したくなる間違いなくアレルギー体質だろう監視員の女が座っている。こんなの毎日みてたら気が狂わない?もうひとつ尋問したくなる。あれ!これマ○コでしょう?ひとは死ぬときは出たところへ戻りたくなるのかな?悲しそうに座る女と、気が触れる一歩手前の顔をした座る女が、一番強烈な展示品だ。と自分を攻撃していたら…
うわ~うわ~大好きなUA~だ。高木紗恵子と高木正勝のコラボレーションによるUAのPVかこれ、美しすぎる。
…なんだやっぱり最後は天国が待っているだぁ~地獄を駆け抜ければ待っていてくれるのはやっぱり天国なんだぁ~と幸福な気分にしてくれる。

…「時間の記録」ローリー・アンダーソン/「国内では見ることのできなかった作家の全貌を知る絶好の機会は」逃したが天国はあった。
で、「タルバガン」を拝聴しにきたのだ。アジア中央部民族音楽ユニットを礼拝堂の中で聞く。ここは日本だ。
なんでも北海道を拠点に活動しているそうだ。そうだったのか北海道の夏フェス「ライジングサン」のプロデューサーが知ってるわけだ。本人は奈良に行ったが…しかも主催の社長はライジングサンの社長とニューヨーク旅行する仲だそうだ。私は昨夜はその社長と会食だったし、つながってるなぁー北海道!!デッカい道ー!あれはゴンチチか。いいんだゴンチチ。で、北海道の大地に大の字になってそのまま眠って「渡ル風、降リソソグウタ。」を聞きたいな。
今夜の印象はちょっと茶室文化風になっていきそうだから、もっとボリュームを上げてフルボリュームにして礼拝堂にひび割れを起こしてほしかったな。でもとてもとても和んだよ。
「タルバガン」三枚目のCDが出たそうだからぜひ。ボリュームも自由だよ。

PS.その後地下駐車場で再び地獄に会う。甘くないよな生きるって…
投稿者 moichi : 08:54 | コメント (1) | トラックバック
2005年09月19日
日本国民に憲法を守る義務はありません
連休中に読もうと思っていたいた本が山済みになっているのにもかかわらずこんな本を衝動買いしてしまった。
高校生からわかる(ここ大事)
「日本国憲法の論点」 伊藤真著
「自分の頭で考える憲法改正」のフレーズに惹かれて読んでみた。
「国家権力への歯止め」である近代憲法の本質…
分かりやすい。
最後は主体性の問題です。
理論で学んだものは理論で覆される危険性を持っていますが、体験として学んだものは容易に覆りません。
「九条平和主義なんてきれいごとだ」といっているような若者も、ボランティア活動で戦後の復興現場を訪れると、それだけでガラリと意識が変わるとといいます。
また、一度デモ行進にでも参加してみれば、いかに警察というものが、主権者に対して強圧的で非友好的かがわかる。
それだけでも、国家権力の実体を知るいい経験になります。
情報化社会とはむしろ、「本当の情報が得られなくなっている社会」ではないでしょうか。
どんなに情報が溢れていても、真実のうち99パーセントは自分の知らないことだと自覚し、そこを自らのイマジネーションで補う努力が求められるのです。
結論、この本は日本国憲法が掲げる理念のすばらしさをちゃんと教えてくれるだけでなく、
この国で自分の思うように生きるか?
または、
この国に住むなら個人を捨て全体が決めた生き方に従うのか?
このシンプルな選択(憲法改正論)を考える。まさに旬な書籍です。
だめ押し!
憲法は国民を縛るためのものではなく、
権力者たちを抑制し
個人の自由な生き方を守るためのものなんだと…
改正してはいけない。
投稿者 moichi : 09:15 | コメント (2) | トラックバック
2005年09月12日
今回の結果は驚くには当たらない。
ぶっちゃけ 大衆の勝利だった。 ただそれだけのこと。
ぶっちゃけ 強いもんが勝つじゃん。 ぶっちやけ みんな金が欲しいじゃん。
どんなきれいな能書きたれても 結局 強いものが勝つんでしょう。
結果、結果、結果出さなきゃ!!
改革を止めるな!!
この標語はそうしたぶっちゃけ組の勝ち馬になりたい気持ちを見事に表した脅し文句だった。
広告屋の勝利ともいえる。はともかく、
ほんの少し前まで日本人は総中流意識(中産階級という認識)をもっていたといわれていた。
それはあの時代はある意味大変優れた社会主義国家だったのかもしれない。
だから、みんな平等だ。が保たれていたのだ。
それがこの十年でその中間がズボット抜け金持ちと貧乏人に振り分けられた。
すると、当然納得できない。そのことに気がつかない。不満不安わからない。大衆が生まれた。
混迷の社会で思考が停止、未来に希望のもてない社会と天地異変への恐怖、近隣諸国からの暗黙の拒絶!などなど…
つまり、今回の選挙での小泉自民はいわば第一大戦後のドイツに出現したヒットラーともいえる。
もうこんな社会は嫌だ!なんとかしてくれ!振り落とされた貧乏組からの雄叫びが
ヒットラー小泉という巨大な権力をそうした大衆が希求したのだ。
ヒットラーは大衆が望んだのだ。
そして、そのプロパガンダを先導したのが戦後のアメリカ追従型宣伝機関として再編成されたマスメディア企業たちだ。
新聞、テレビ、雑誌、そしてインターネット、複合的なメディア企業が一丸となってアメリカ的な欲望追求型思想を蔓延らせ
自ら進んでアメリカの奴隷になってしまった。しかもそのことに気づくこともない日本人を大量に生産したのだから
今回の結果は驚くには当たらない。
追いつめられた脳は思っても見なかった奇跡を起こすという…。○C茂木健一郎(解釈が違ったらごめんなさい)
ここから日本人が何を選択するのか?どう行動するのか?
憲法を変えて徴兵制を復活させ戦争で幸せを追求するのか?
国を失い放浪の民になるのか?
諦めることも、うちひしがれることも、まったくお門違いだ。と私は思う。
私は私の脳と相談する。
投稿者 moichi : 04:48 | コメント (1) | トラックバック
2005年09月11日
「もう結構です。これ以上、無駄な人殺しはしてほしくない」
「実は私どもは、ニューヨークのテロで、息子が行方不明になった者でございます」

「九・一一は、幾百千万の抑圧され虐げられ、誇りを傷つけられつづけた人々の深い怨念がこり固まって噴出した結果だろうとしか考えられなくなったのです。私といえば、このようなかたちでの逆縁という人生究極の不幸に遭い、よくも気も狂わず生きてきたと思います。息子のことがアフガンやイラク侵攻の巻き添えとなって殺される無辜の市民と重なります」
ねじありて巻き戻せばや運
命の狂いし歯車九月十日に
炎の階を降りるすべなく窓
により手を振るむれに汝は
居りしか
報復の連鎖はてなく怨念の
渦巻く惑星に生くるわれら
は
毎日新聞9月11日朝刊/時代の風 より抜粋
テロで息子を失った老夫婦の言葉は静かで重い。
日本はアメリカの属国である。
このまぎれもない事実を受け入れることは、
9.11のテロで息子さんを失った。このご夫婦の悲しみを共有することであり、
この国に住む有権者の義務でもあると思う。
衆議院選挙の投票日の今日。
あの9.11の意味することを、この一票に託したい。
2005年09月08日
これは便利
教授のブログからですがこれは便利です。
http://mani-uranai.com/
教授のブログ
http://blog.sitesakamoto.com/index.php
2005年09月07日
大切なのは投票前の最後の一週間です。
警笛!!911の選挙を忘れるな!
教授(坂本龍一)のブログや
http://blog.sitesakamoto.com/index.php
高木完ちゃんのブログでも
http://blog.drecom.jp/kantakagi/
警笛を鳴らしている。
日本のメディアが完全に偏向している。
小泉が勝った後の日本を考えてみよう。そして4年後の日本を想像してみよう。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02127.HTML
2005年09月04日
ありていに言えば貧乏人の子供は99%貧乏人にしかならないという社会だ。
911総選挙を前に
頂いたメルマガより、気になったところを勝手にカットアップしてみました。
関係者の皆さんごめんなさい。
ちょっと長いです。よかったら。
田中宇の国際ニュース解説
たとえば小泉さんの靖国神社参拝は「個人の信仰」を表向きの理由としてい
るが、中国が日本との関係を強化したいと接近してくるたびに参拝を実施した
り意思表明したりしており、真の理由は日中関係を制御することであろう。
小泉政権には対米従属という方針があり、単独覇権主義のアメリカがいつか
中国を懲らしめてくれるという分析があったのだろうが、情勢分析では、日本
は間違っており、中国や韓国の方が正しかった。事態は逆に、米中関係が水面
下でどんどん緊密になる方向にある。
小泉首相や外務省が希求してきた「中国を仮想敵とする日米
同盟」など、実はまぼろしにすぎなかったのである。
菊池 哲郎 毎日新聞論説委員長
小泉政権の4年間とはなんだったのか、振り返ってみよう。
小泉政権は小泉構造改革を標榜したため、一見政策主体のまじめで難しい改革をやった政権のようにみられがちだが違う。きわめて非論理的で政治的政権である。小泉首相の主たる唯一の目的は日本の構造改革にあるのでなく経世会という旧田中派というか竹下派というか自民党内最大派閥つぶしにあった。そのために何をしたらよいかから発想が開始する。すると、経世会の力の源泉である道路公団や道路財源、郵政4事業、特殊法人、地方との癒着、補助金のばら撒き、公共事業垂れ流しなどをやめさせることが必要であることはわかっていた。
小泉政権はそれを次々にやっていったのである。目的はただひとつ。にっくき橋本派つぶしである。それが外からは構造改革に見えただけである。逆に言えば自民党最大派閥の存在そのものが日本にとって必要な構造改革の対象のすべてでもあったのだ。竹中さんが経済財政諮問会議を通して骨太方針などにして纏め上げ全体像をひとつのプランにした。しかし4年たってすべてが中途半端な改革に終わっているように外からは見えるが、小泉さんからみれば、この4年で橋本派・旧竹下派は完全に崩壊、これ以上の政権としての成功はないほどの大成功なのである。
そんなことができるとは今まで誰も想像しなかったのだから。まずそこのところで小泉政権4年間の評価で完全に食い違いが出る。構造改革の内容は手段に過ぎないという点に最大の特徴がある。
郵政民営化の一事に専念してきた結果、放置されているたくさんの問題、たとえば年金、少子、高齢者格差、医療・介護の経費拡大、財政再建、国債大量発行の処理、ゼロ金利の継続、アジアでの孤立、中国・韓国との関係悪化、などなどが、近い将来具体的な社会変化として次々に国民生活を襲ってくるのである。
証拠はないが、いろいろ理解しがたいような奇妙な事件がここ10年ほど目立つように思えるが、こうした社会構造の変化と無関係ではない。100万人とも言われる引きこもりや、毎年3万人以上が必ず自殺するもはや流行とさえいえそうな異常な自殺の風潮も明らかにこうした社会変化と直結している。
今世紀になってから日本のサラリーマンの平均給料は継続的に下がり続けている。1度も上がっていない。筋的には余談だが、そんな中で公務員だけ下がらないできているのでその優遇が非常に目立っている。自らはそれを自覚しないから改革もしない以上、きっとそのしっぺ返しはいずれ外部から給料半減か人員半減か強烈なものが後で来るに違いない。
OECDという世界の一応の金持ち国30カ国が参加する団体がある。その中で各国の貧困率を調査した結果がある。ここでいう貧困率とはそれぞれの国内での相対的なもので全国民の平均所得の半分以下しか所得のない人(家計)の割合だ。貧富の差が大きい順しかも相対的な貧の数が多い順といってもいい。それによると、1番はメキシコの20%。2位がアメリカの17%、3位トルコ、4位アイルランドで、5位が日本だ。日本の貧困率は15・3%。メキシコやアメリカはちょこっと観光に行っただけでも町を歩けば確かにその程度の差はあるなというのは実感的にすぐわかる。そのアメリカが17%で日本は15%だ。たいして変わらないのだ。日本の貧しい層の貧しさはかなり急速に落ち込んだわけだ。10年前は日本は8%だった。
ありていに言えば貧乏人の子供は99%貧乏人にしかならないという社会だ。
小泉政権4年が残した変化は、政権だけのせいではないにしても、ちょっと考える以上に取り返しがつかないものになっている。それをよしとするか否定して違うものを求めるか、今回の選挙はそれが問われていると私は思う。お上品な言葉狩り(差別用語禁止とか傷つける用語を使わないとか)で表面的な平等を保っていることが楽珍な日々を送るのに便利というノウハウは確かに日本中に浸透している。そのさいたるものが、PTAであり、組合であり、民主党であり、共産党や社民党である。実はそれが小泉さんが4年間やってきた格差社会形成の最大の協力者になっているのではないかと私には見える時もある。
★星川 淳 @ 屋久島発 I_n_n_e_r_n_e_t_S_o_u_r_c_e #114
それにしても、マスコミの小泉ヨイショ豹変ぶりには驚きました。解
散前は「解散なら自民崩壊、政権交代か」なんて騒いでいたのに、解散
総選挙になったとたん「世論は小泉支持、自民改革派有利」と露骨な与
党びいき。しかも、朝日系の新聞・TVが盛んに小泉改革の続行を訴え、
読売をはじめ一部の保守論客が辛口の政権チェック役を果たすなか、民
放よりNHKが一番客観的な報道姿勢を見せるという、珍しい構図が現
われています。が、大手メディアはほぼ「改革続行、小泉支持」一色。
まるで戦前・戦中の大政翼賛会です。
これは、マスコミ上層部を含む経済界全体がIT全盛時代の米国流ビ
ジネスモデルを金科玉条のように信仰してしまっていて、「経済効率最
優先/民営化万能/小さな政府」論に抵抗できないからだと思います。
クライヴ・ハミルトンが『経済成長神話からの脱却』(アスペクト)で、
20世紀初頭の南太平洋先住民社会を席巻した「カーゴカルト」になぞ
らえる一種の新興宗教です。欧米からの「積荷」(カーゴ)が救済と世
界の再生をもたらすと信じ込んだ島民たちは、伝統文化を放棄し、新し
い祭壇を築いて、次なるカーゴの到来を待ち焦がれました。それと同じ
くらい、新自由主義的な経済改革論はひとりよがりです。とりわけ小泉
・竹中流の郵政民営化論は、聞けば聞くほど、背景を知れば知るほど中
身のない、たんなる信仰にすぎません。
★星川 淳 @ 屋久島発 I_n_n_e_r_n_e_t_S_o_u_r_c_e #115
「民営化、民営化」と騒がしいですが、もともとの言葉
privatization は「私営化・私有化」と訳すべきで、「民」の意味な
どありません。退却を「転進」、敗戦を「終戦」と言いくるめる大本営
根性の悪い癖が、実態と離れて「官から民へ」とか「民でできることは
民で」とか、わけのわからない詭弁を拡大再生産しています。実態は
「公共セクターの(強者による)私物化」ではないでしょうか。そして
長銀→リップルウッド→新生銀行のように、その強者は外資になる公算
が高いのです。
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▼9・11総選挙関連
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●醍醐聰「小さな政府論検証シリーズ」1~2(以後続く)
日本の公務員が少なすぎること、郵政民営化で「官」から「民」へ金
が流れないことなどを論じていて、イチオシ!
http://www.geocities.jp/muraki_file/Column/toukou.html
“シリーズを始めるにあたって”より抜粋
「元一橋大学学長で、1947年、片山哲内閣の下で経済安定本部次官とな
り、第1回経済白書(「経済実相報告書」)を執筆した都留重人さんは、
自著『経済の常識と非常識』(1987年、岩波書店)の冒頭で、「なんの
ために経済学を学ぶか、それは、経済学者にだまされないためだ」とい
う、イギリスの理論経済学者ジョーン・ロビンソンの言葉を引用してい
る。
私は近年、日本の経済学者が唱和した規制緩和論、公的年金民営化論
などを聞くたびに、都留さんのこの言葉を思い起こした。昨今の郵政事
業民営化論の背景にある「小さな政府」論(政府の規模は民間と比べて
小さいことが望ましいという主張)についても、同じ感想を持っている。」
●「天木直人を勝手に応援する会」交流ブログ
http://easyform.net/bn/Fx.exe?Parm=ns0103!NSBBS-G
神奈川11区での立候補を聞いたときは戦略的に最善の選択かどうか
疑問もあったのですが、ご本人が覚悟を決めて出馬した以上、最大限の
健闘を祈ります。小泉の放った「刺客」ばかり賑々しく取り上げ、天木
さんについては黙殺を決め込んでいるマスコミは卑屈です。
【関連】きくちゆみ「民営化されたら郵貯マネーは米国の戦争資金に」
http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-August/003205.html
●星川淳「ネオファシズムの賛否を問う」
米(コメ)をテーマにした『88』という不思議な題名のフリーペー
パーが、9月3日に「選挙に行こう」特集号を発行します。これは、と
くに若い人たちを意識したぼくの寄稿文。欄外に『88』選挙特集号の
主な内容や配布店リストも添えてあります。
http://blog.melma.com/00126388/20050901160232
2005年09月03日
座布団一枚

2005年09月02日
radio comedy clubking 第二回 放送開始。
笑いで世界を視る 笑いで世界の真実を知る コメディ クラブキング
http://www.kuwaharamoichi.com/R1/index.html
期間限定
2005年09月01日
サイケデリック・バイブル
9月14日デフジャムから発売されるcomedynewsshow第一弾につづく11月発売の第二弾の制作が進行している。
先ほど、エンライトメントからイメージ画が届いた。テーマは、ずばりサイケデリック・バイブル。
恐れを知らぬ青春のスパークをご覧あれ!

国家は人びとを幸せにするためにあるんじゃない。
こんな本を読んだ。

娘と話す、国家のしくみってなに?
レジス・ドブレ著
フランスの共和国のしくみについて父親が娘に話して伝えるという趣向で大変分かりやすい。原題は「娘に語る共和国」。
著者のドブレは、17歳の自分の娘にこういいます。おまえは参政権がないから国民ではなくただの住民だ。
911の選挙は、わたしたちが、国民か?住民か?を決める日かもネギ。
それにしても候補者がひどい。
しかし、それはいままでわたしたちが住民だったことの証ともいえる訳で…
で、気になったところを抜粋しました。
そうか、住民のまま税金だけ払い続けていたのか、自ら進んで奴隷になっていたんだ…うーん。
引用開始 !
わたしたちは国家よりも人類を上に置く。国家が最高の存在だなどとは思わない。
真実と美は政治によって価値を高めはしない。
人間を生まれつきのちがいの中に押し込める体制がある。わたしたちの社会は、生まれつきのちがいを越えて人びとを互いに近づけるものをほめたたえる。それが良心と意志だ。
平等な権利があっても、その権利を手に入れる機会が平等でなければ意味がない。共和国が社会的でなければならないのはそのためなんだよ。
貧しすぎる人間は市民になれない。生きるのに必要なものを手に入れるための奴隷となってしまうからだ。豊かすぎる人間も同じだ。ありあまる金の奴隷となってしまう。原則としての平等は、そのままでは幻影のようなものだが、それを現実の機会の平等に変えるために、国家は共同の資源を再配分する。
国家は人びとを幸せにするためにあるんじゃない。みんなが互いに愛し合うようになるためにあるのでもない。それはただ、わたしたちの不一致をできるだけうまく、というより、できるだけ害が少なくなるように、調整できるようにするための協定なんだ。この体制には限界があるし、影の部分も、ブラックホールもある。それは他の体制と同じだ。そもそも共和国というのは、全員一致が好きじゃない。共和国に不満を持ってもらうほうが好きなんだ。ある意味で、不満を持つのが義務だとさえ言える。その不完全さこそがもっとも貴重なものなんだ。善のかたまりのように見える体制には用心したほうがいい。そんな体制では、反対する人間はすべて病人か犯罪者で、閉じ込めるか排除しなくてはならなくなるんだからね。
共和国はこれまで実現されたことはない。おそらく実現は不可能なんじゃないだろうか。だが、胸に理想があるからこそ現実の不当さを感じとることができるし、それを直そうと日々努力することもできる。それは、遠くにあってわたしたちを前に導いてくれる信号のようなものだ。時を選ばず、終わりのない、ハッピーエンドの保証されない、達成すべき責務のようなものだ。この約束が、すでにできあがったかたちや、すでに得られた権利の中で腐っていくのを放置してはならない。これはおまえが受け継いだ財産なんだ。おまえはそれを今度は自分の子供に譲り渡さなくてはならない。自分の力でさらに豊かに大きくして…
あらゆるものが、理想を投げ捨てろとそそのかし、もう危険はないと思わせようとする。未来を見通す目を持ちつづけるんだ。その視線がなければ、どんな民主主義も金と空理空論がこれみよがしにパレードする闘技場で、衰弱し、荒廃してしまう。そしてわたしたちは、経済とコミニケーションの悲しいゲームの観客に成り下がってしまうんだ。
わたしたちはもっとましなものになれるとは思わないかい?
